雑誌大好きなワタクシは、dマガジンにまじめに課金して主要雑誌の拾い読みをしております。
最近は参加雑誌が増えてきて、これまで本屋で表紙チェックを欠かさず行っていたビジネス系雑誌はもちろん、現在の私の求める情報が満載の主婦系雑誌、おしゃれなカルチャー雑誌に加えて、今週から私の大好きな『歴史人』とかも読めるようになりました!
やったね!
まあ、前ページ読める雑誌ばっかりじゃないけど、必要あらば本屋で買いますので、十分すぎると思う。ちょっと本屋に行く回数が減っちゃったので、書籍関連のチェックがおろそかになってしまうのが難点だけどね。
そんなdマガジンで私が欠かさず拾い読みしている雑誌の一つが『AERA』。
最近やたらと定期的に“子育て”“夫婦関係”“女性の仕事”なんかの、アラサーアラフォー女性の胸をチクチクチクチク刺しまくるテーマが多いように思うのですが、前からそんなんでしたっけ?
ドンピシャで目に留まってしまう層なので、見過ごせないのですが、とにかくAERAのアラサーアラフォー向けの記事を読んでいると、どんどん気分が滅入ってくる。
たいていの内容は
「子育てってこんなに大変!」というママの声
「夫が役に立たない!安月給!」という妻の声
「妻が口うるさい、めんどうくさい」という夫の声
「子どもがいる女性はやっかい」という企業の声
まだまだたくさんあるんだけど、いつもこの手の記事を読んでいると、
子ども欲しいけど、そんなに大変なのかよ……
夫が安月給で役に立たないということを主張されると、もうすでにそうなんだけど、そんな声高に攻撃するほど余裕なくなっちゃうのかよ……
もうすでに、いろいろ口うるさくめんどうくさいと思うのだが、子どもがいるだけでそんなに誇張されちゃうものなのかよ……
ていうか、子どもがいると厄介だったら働かなくていいのかよ。働かなかったら働かないでニートとかゴミとか言われんだろうよ。
……
あー。いやだ!そんな未来楽しくないわ。
って、なっちゃうよね。
キラキラ系の「ママがんばってます♪」ばっかり並べられるのもやたら疲れるけど、ここまで「問題があります!問題なんです!」と言われると、もうそこに足を踏み入れたくなくなってしまうんだけど。
人の言うことなんてほっとけばいいとか、そんなん読まなきゃ良いとか言われるだろうけど、自分のライフステージとは無関係とは言えない層の愚痴を越えた怒りとか訴えを切々としたテンションで見せられると、げんなりくるんだよね。
もちろん、誌面にはうまくいってる例とか、打開策とかの記事も掲載されているんだけれど、どうも現実味がない。
なぜかというと、内容が
・家事が大変なら代行サービスを使えば良いじゃない
・うちは上手くいってるよ!夫が専業主婦(東大卒)、妻は経営者
……とか。
もっとちゃんと書いてあったのかもしれないけど、げんなりきすぎて半分くらいで読むのやめたからわかんないけど。
アラサー、アラフォー系の雑誌って、読者の最低ラインが“東京に住む、共働き世帯年収1,000万くらいの人”みたいな感じばっかりな気がするんだけど、そんな世帯ってどれくらいあるんだろう。
作っている人たちがそういう層だから、想定がそんな風になっちゃうのはわからんでもないけど、全国的にどちらが多いのかって話。そりゃ雑誌買わねーよ。
『レタスクラブ』とか『サンキュ』とかの家計診断でも、地方にしてはもらってんじゃないの?的な世帯年収の人ばかりであまり参考にならない。まあ、読者モデルとかモニター的な人は地方のママグループの中でもトップクラスの人が多いんだろうけど。
単に私が読む雑誌の選択を誤っているだけなんだろうか。
うーん。なんか、朝から疲れた。