ここ一週間、ひたっすら天海祐希と沢村一樹がバラエティ番組に出まくって宣伝しまくっていた10月スタートの連ドラ「偽装の夫婦」。
数年前に天海祐希を捨てた恋人(沢村一樹)が、ゲイになっており、ちょっと事情があるから偽装結婚してほしいとお願いされることがスタートというあらすじ。
『女王の教室』『家政婦のミタ』のの遊川和彦氏が脚本ということで、前評判は上々だったんでしょうか。
(記事がリンク切れしたので撤去しました。2016.08.28)
「天海祐希とは『演歌の女王』以来のタッグ……」と、エキサイトさんの記事に書いてありましたが、そうなると、遊川氏の主要作品はワタクシ全て見ていることになりますね。全部前のめりになって「見よう!」と思ったわけではなく、テレビつけたらたまたま放送していて、なんとなーく見てたら「おもしろいぞ!」というパターンが多かったように思います。まあ、私とは相性がいいんですかね。
そんなこんなで『偽装の夫婦』も実は「よし見るぞ」と用意して見ていたわけではありませんでした。たまたま日テレついてたんだよね。
ここから先はネタバレあり感想文になるんで、次のページへ。
「ネタバレいやん」な方はGYAO!でみてちょ。
さてはて、オープニング。
予告映像や役者さんの番組宣伝コメントからは、明るく楽しいホームコメディ的なものを想像していたのですが、なんだかミタを思い出させるちょっとくらいテイストの映像から。
バスに揺られる天海祐希ことヒロちゃん。バスの中で、しつけの悪い子ども、マナーの悪い若者などなどにモノローグで悪態つきまくり。
しかし、映し出されるヒロちゃんはまるで女神のような微笑みを浮かべています。
怖い。
図書館で司書をつとめるヒロちゃんは、その後も館長、同僚、読み聞かせ相手の子どもたちにモノローグで悪態をつきまくってつきまくってつきまくり。
うは。予告と全然イメージ違うわ。
読み聞かせに訪れた幼稚園の先生として沢村一樹と再会して、予告にあったあらすじが展開し始めるのです。
まあ、詳しい話は他のブログとか、動画とかで見てもらうとして、私が言及したいのは、第一話でわかった主人公ヒロちゃんのスペック。
第一話で披露された能力や、周囲の人の接し方、会話などからわかる限りでまとめると
・容姿端麗
・本が好き
・天涯孤独(両親は3歳の時に死んだ)
・引き取られた親戚(おばの家族)とは仲が悪い
→ピアノが上手。いとこは何をしても勝てないという理由でひねてしまい、おばの家族から疎まれている。
・足が早い
→インターハイに出場する男子生徒と競争して勝ってしまい、その男子生徒はグレてしまった
というようなスペックなのです。
むむむ!
どこかで、聞いたような…。
これって、ミタ的なアレっすよね。
遊川さんは、容姿端麗、その他も万能なのに、暗くなぜか不幸な女性を描くのが好きなのでしょうか……。
有名なアニメ監督が描くヒロインがいつも同じタイプであるように、遊川さんの何かに引っかかるタイプなんですかね。
なにはともあれ、ドラマ時代はそれなりに楽しかったので、引き続き視聴したいと思います。
「地味だけどすっごく美人!」って人をあんまり見たことないのは、“美人だと得をすることが圧倒的に多いので、ほとんどの女性がそれを強化しに走るから”だと思うんだけど……どうかね。