一時期は無双状態だったドコモさん。不調不調と言われ続けて、ついには業界3位に転落。3位って、キャリアがほぼ3強だから最下位ってことでいいよね。
そんなドコモを利用し続けて13年の私が、そろそろ本当でつけたくなってくる「見切り」を、なんとか抑え込んでいる要因を説明しようじゃないか。
もくじ
これまで私がドコモをやめなかった理由
10年以上利用し続けているので、ポイントをもらえる倍率が違う
ドコモプレミアムクラブというやつですな。長期利用者の囲い込みの最もたるもので、かつては10年以上利用すると大変なポイントがもらえたものです。(現状は後述)
家族全員ドコモなので、家族間無料通話が大きい
夫はもちろん、実家の父母、妹までもがドコモユーザー。
誰よりも長電話する相手が母とあっては無料通話をないがしろにできないし、離ればなれで暮らしていては、「家族みんなでエーユーにおいで!」とは、なかなかいかないのです。
メールアドレスを変更することのデメリットが大きい
仕事上の付き合いはもちろん、ありとあらゆるものに登録しまくっている我がキャリアメールのアドレス。これを変更することの手間を想像しただけで身も毛もよだつ思い。
そんなこんなで、のらりくらりと10年以上ドコモユーザーを続けてきたわけです。
次々と去り行く同胞を悲しい目で見送りながら…
しかし、格安スマホやらSIMフリー端末やら、どんどん加速するデジタルデバイス2014!
詳しい人の半分くらいもわかっていない私でさえ、これらの「やめなかった理由」が既に障害ではなく、単なる面倒くさがりの言い訳になりつつあることをわかっている。
私がドコモをやめてもいいような気がしてきた理由
それは、「やめなかった理由」の反対の理由が出てきたからに他ならない。
ポイント制度の改悪とポイントの利用価値がへったこと
制度改悪はいわずもがな。
いつのことだか忘れたが、多分去年、ドコモプレミアムクラブはプレミアムではなくなったのだ。
なぜか基本が1000円ごとに10ポイント。
そうなの。100円単位の端数は切り捨てになったのよ。
さらに、今まで10年以上の利用者はプレミアム会員でドコモプレミアムクラブヒエラルキーの最上位に君臨していたのに、さらに上を行くグランプレミア会員とか、なんか2個くらいできた。私は10年目にして得られるはずだった特典を、目の前で先延ばしにされたのだ。以前は10年目で享受できた特典が、15年目にならないと得られないという改悪。これは、何よりも昇格を願ってきた私の前に立ちはだかる大いなる壁となったのである。
さらに、ポイントの利用価値も私の中で大暴落中。これまで、ポイントの主な利用方法はは機種変更時の割引だった。しかし、スマホやガラケー、タブレットなどの中古市場がかなり成熟してきているので、新品や新製品にこだわらない私は新品を買う必要なし。つまり、ドコモポイントを使うきっかけを完全に失った。
そういう訳で、この前ポイントを初めて寄付してみたが、さっぱり寄付した感がなかった。
そういう気分を得たくて寄付をする人のもだめだろうとも思った。
無料通話はドコモの家族間以外でも十分可能
いろいろな方法があると思うけれど、無料通話はいろいろな方法で可能になった。うちの母親はスマホはさっぱり使えないし、実家にMacがあってもフォルダさえ開けない普通のおばちゃんなので、LINEとかSkypeはさすがに無理だ。
でも、夫とならLINEで十分だ。
実家の母と長電話する場合は、実家が格安で契約しているネット回線の電話でかけ直してもらおうと思う。
家族割りというプランもあるが、1人でも家族割りとかが出てきたときからもう意味がないような気はしている。
キャリアメールほぼつかってない
SNSとLINEができてからほとんどキャリアメールがこなくなった。
キャリアメールで連絡してくるのは、会社の人たちと実家の父母と、迷惑気味なメルマガだけ。こうなるとメールの受信マークに全く興味がなくなってくるから、あら不思議。
スマホはPCメールとの同期ができるし、確認していればほぼリアルタイムで受信できるので問題なし。
緊急用件をメールだけで送ってくる人は周りにほぼいないので、もはやキャリアメールはいらないんじゃないかとすら思ってくる。
これからのドコモとのつきあい方
実は現在、スマホをやめて、タブレット+ガラケーという謎の契約にしている。
タブレットは通信費節約をもくろんで、SIMフリー版を海外から取り寄せた。(その直後SIMフリー版が国内で発売されたり、来年には解禁になるというニュースを聞いて、自分の情弱ぶりが悲しくなっているところ)
タブレット+ガラケーで気づいたことは、「本当にキャリアメールいらない」ということ。今までどれほどキャリアメールに頼っていたのかと思うほどだ。
あんまりなので、i-modeを解約してやろうかと思ったくらいだが、今はまだ踏みとどまっている。
でも、さらに頻度が下がれば、電話も別の会社の安いやつに変更して、格安SIMの入ったタブレットだけでいいような気がしてきている。
電話帳を少し整理して、キャリアメールとの決別をきっかけにドコモからの卒業をもくろむ日も近いのかもしれない。
昇る朝日あれば、沈む夕日あり。
おごれるものも久しからず。
またきっと、いいことあるさ。がんばれドコモ(棒読み)