男は自然に立ち向かう
生い茂るジャングルで
凍てつく荒野で
灼熱の砂漠で
サバイバルゲームというサブタイトルみたいな邦題がついておりますが、そんな生ぬるいもんじゃありません。
彼(元軍隊の探検家、ベア・グリルス)は、むやみやたらに自然に挑む。
ナイフ、火打ち石以外の持ち物はなく、着の身着のまま、パラシュートで大自然にダイブ。
川と見れば、イカダを作り(100%崩壊する)、崖と見れば滑り降りる。
夜になれば小枝でシェルターを作り(だいたいよく眠れない)、食事をする。
もちろん食料は現地調達だが、肉や魚などのごちそうにありついても、かなりの確率で生食。そんなごちそうが見つからないときは、あの名台詞「貴重なタンパク元です」を糧に昆虫をパクリ。
すごいタイミングで野生の馬を発見したり、ボートが落ちていたり、大型動物の死にたて死骸が落ちてたりと、仕込み感満載ですが、少年のようなキラキラ眼で見るもよし。
ありえねーだろが!と、っこみながら見るもよし。
ヤラセの一言で片付けられないほど、ベアが体を張って我々にサバイバルでの生き延び方(決して役にはたちません)を教えてくれます。
ちなみに、大概のレンタルビデオ店にシーズン1はあるようです。
うちの夫は激ハマりし、DVDBOX(約一万円)をすでに3本も買っております。
私も会社の皆さんにレンタルしましたが、今年の流行語大賞は「貴重なタンパク元です」に決まりそうな予感です。
MAN vs WILD
死ぬほど暇なお盆が予定されている方にこそ、オススメしたい作品です。