ちょうど、現担当部門の引継ぎの時期だったと思う。
私は前任のS氏から古本部門業務を例のごとくスパルタ形式で学んでいた。
時折、S氏独特の観点の意味不明なアドバイスを受けるのだが、
そのひとつにこの事件があった。
S氏「・・・とまあ、こんな感じで進めます。あ、そうそう。これには気をつけてね。」
と、少年コミックの棚の隙間にムリヤリ埋め込まれた一回り大きなサイズのコミックを取り出すS氏。
S氏「どういうわけか、3日に1回の割合で移動するんだよね…。」
と、見せられるコミック。
『ふたりエ○チ』
ご存知の方、密かに愛読されている方、悲喜こもごもかと思いますが、
念のために説明すると、
“とある夫婦がもっとハッピーになりましょう”的なラブコメちっくな話だと思うんですけど、ご他聞に漏れず大人向けなので、結構ギリギリな性描写があり、これを普通の棚においておくのははばかれる…
という内容なんですよ。
微妙に恥ずかしそうなS氏をワタクシは見逃しませんでしたけど…。
何回かその事件に遭遇し、そんなことも日常茶飯事になりつつあった
約半年後の本日午後。
ワタクシはいつものように大量の古本品出し。
座り読みをする小学生ぐらいの男子数人を目撃。
当店での座り読みは迷惑行為として厳しく摘発する次第なのです。
私「はーい。座り読みしたらダメですよー」
いつもどおり優しく(?)注意します。
返事もせずに男子立ち上がる。
と、その手には・・・
黄色い表紙の
某誌…。
犯人は君らでしたか。笑
つまり、エロに興味津々なのはいいが、
棚から取り出して立ち読みして、
恥ずかしくて戻すに戻せず
少年ジャンプの棚に戻したのですね!?
それにしても、そういう経緯なら
せめて座り読みするなよ。笑
まぁ、注意したらあわてて元の正しい位置に戻したから
許す!
けどね。。。
笑