ちくっとしました。119番はしてないですけど。
そうなのです。事件です。
モニター前の皆さんはきっと
「まぁ、よく事件の起こる子だこと」と、あきれていると思いますがね。
ワタクシ本日12時に目覚めまして、13時半には出かけなくてはならなかったので、猛ダッシュで準備して出かけた次第でございます。
しかし、いつもと違うのは写真のプリントを手に入れてから学校に行かねばならぬということだったのです。
いつもとは違う、ちょっとお高めのカメラの○タムラにお願いしていたのです。
若干遅刻気味ということもあり、あせるあせる。
近道をしてキ○ムラについたわけです。
チャリをぶっ飛ばしたので、マフラーに手袋の完全防備は暑い。
ってことで、レジ前でマフラーを取った。
瞬間!
ブスッ!チクッ!
私「ギャワワワ!!イテ!イテテテ!アタ!」
レジのお姉さん「どうしました!?」
私「なんか、なんか首を刺した!」
レジのお姉さんは『こいつ、頭おかしいのでは…』みたいな不信の目でこちらを見ている。
私「とりあえず、プリントをください!イテテ!」
紙を出す。
お姉さん「これ、美容院のレシートなんですけど」
しかし、私は気が動転している。首もとの異常を感じたのである。
私「あ!ホントダ!イテテ!ちょっとすみません!鏡貸してください!」
お姉さんが鏡を持ってきてくれる。
首筋が若干腫れている。
まさか、この前ニュースでやっていたハチ!?ハチ被害!?
私はこの前ニュースでみたハチ被害について覚えていた。
スズメバチの毒は猛毒で、刺されると血中の赤血球が死んでしまうというのを見た。
しかも、スズメバチは一回刺しても針が抜けて死ぬことはないらしい。
私「ヒョエ~!!死にたくない!」
お姉さん「とりあえず、落ち着いてください!お会計1446円です。」
私は1446円を出した。
そして、あせって母に電話。
私「首が!首がハチにササレテ!!アワワ」
病院にいくことになった。
母が駅まで迎えに来てくれたのだが、そこにたどり着くまで、刺されたと思われるところが風邪に吹かれるだけでも痛い。
ズキズキするのだ。そして、ピリピリする。
異常な熱を帯びているのだ。
私は母と合流し、とりあえず行きつけの内科医のところに行くことにした。
意外と病院は空いていてすぐに見てもらえた。
ハチにさされた場合、1回目よりも2回目以降が危ないらしい。理由は忘れたけど。
あと、すぐに毒を出さなきゃいけないので傷口を絞らなくてはいけないらしい。
てことで、別に死なないらしい。一安心である。
先生「それで、どんなハチに刺されたの?」
私「え?見てません。マフラー取ったらいきなり刺されてあせってて見てません」
先生は『そんなんじゃ対処できねーよ』という顔一つせず、アレルギー系の薬を処方してくれた。
そして、注射を打たれる。
ここの看護婦さんの注射の腕はピカイチだと思う。
それで、薬をもらうため待合室で待っていた。
母と大事に至らなくて良かったねー。っつう話をしていた。
その時!!
ブーン。
母「今ブーンって言ったよね!?」
私「ギョワー!あそこ!!」
なんと、かばんの中に突っ込んでいたマフラーにハチさんがまだついていたらしく、かばんからハチが飛び出したのである!
母・私「ヒエェェ!ハチ!ハチ!」
看護婦さん「どうしましたか!?」
私「あそこに私を刺した犯人が!?」
事情を知らない看護婦さんは『この親子は頭が・・・』と思ったかもしれない。
先生「何の騒ぎだい?」
母「あそこに犯人が!!」
先生「なにっ!?」
待合室は謎の混乱に包まれる。ワイワイガヤガヤ。
しかし、次の瞬間!
バシッ!!
なんと、見ず知らずの風邪で通院している男性がこの犯人を抑えたのである。
ありがたやありがたや。
で、出てきた犯人が写真のハチさんだったわけです。
ハチさんのご遺体は先生が大事そうに持って行きました。毒の研究でもするんでしょうか。
さっき調べたら、クロスズメバチというやつみたいです。
秋はハチの季節です。
皆さんも気をつけてください。
そんなわけで、今日は薬のせいで一日寝てました。
多分もう大丈夫だと思うんですけど、また薬のせいで眠いです。